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2020年12月21日(月)
これは教養か? ちょいエロか? NECOオリジナル番組「着脱図鑑」1月のラインナップ
衣装の構造を“脱がせて”解説するNECOオリジナル番組「着脱図鑑」。
世界各地の民族衣装をモデルが実際に着脱し、服飾の専門家監修のナレーションやテロップで、その構造を解説していく。
民族衣装の歴史や構造を学ぶ教養番組として楽しむか、女性の脱ぎっぷりを楽しむお色気番組として楽しむか、全てはあなた次第だ。
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解説
ビールのお祭り「オクトーバーフェスト」でおなじみ、ドイツのバイエルン地方に伝わる民族衣装がこのディアンドルです。
「ボディス」と呼ばれるコルセットや、胸元が大きく開いたデザインのブラウスなど、女性らしさを強調するデザインが特徴です。
また、かつてはエプロンの紐の位置で、その女性に恋人がいるかどうかを示していました。
キャスト
出演:葉月ゆめ
出演者のコメント
見た感じかっちりしたワンピースかと思っていましたが、すごく生地が柔らかくて着心地がよかったです!「胸元を見せるのが文化」というのも、日本と違っていてびっくりしました。
エプロンのビーズにぜひ注目してください! 近くで見るとキラキラしてとても綺麗です!
放送日
1/28(木)23:15~
解説
マチュピチュ遺跡やナスカの地上絵などで知られるペルー。その先住民族の民族衣装がチョリータです。
帽子は山高帽の形式が多く、長い三つ編みと共に身に着けるのが定番のスタイルです。
民族ごとに柄の違う精緻な刺繍ブラウス、ペチコートを重ね履きしてボリュームを出した「ポエラ」と呼ばれるスカートなど、見る人の目を楽しませるカラフルな色彩が特徴です。
キャスト
出演:永井すみれ
出演者のコメント
めちゃくちゃ新鮮でした! 「ペルーの民族衣装」と聞いてもパッと思い浮かばなくて、南米らしい露出度の高い服を想像していたのですが、小さいときに読んだ童話のようなメルヘンな衣装でびっくりしました! これを着て高原とかに行ってみたいです(笑)
特に帽子に注目してほしいです! 服はカントリーな感じなのに帽子が都会的で、とてもオシャレでした!
放送日
1/30(土)24:15~
解説
2015年、「バリ島における伝統舞踊の3様式」がユネスコ世界無形文化遺産に認定されました。その中の1つ「バリ・バリアン舞踏」の衣装がこのレゴンダンスです。
衣装を構成するパーツは10を超えますが、その中でも特に神聖なものとして扱われるのが「グルンガン」と呼ばれる冠です。衣装を収納するときも必ず一番上に置かれます。
また、バリ舞踊はメイクも重要です。厚塗りを基本に、3色のアイシャドウを施し、額に第3の目「チュンダ」を描きます。
キャスト
出演:鈴木咲
出演者のコメント
革がとにかく硬いんです! これを着て「踊る」ということは、踊れるようになるまで使い込むということなので、すごい練習量が必要なんだなって思いました。
あと、メイクをぜひ見てほしいです! 「メイク込みの衣装」というのは中々ないと思うので、ぜひ他の「着脱図鑑」に出演された方と見比べてください。
放送日
1/1(金)24:30~、1/13(水)27:00~
解説
沖縄の方言では「ウチナースガイ」と呼ばれる沖縄の民族衣装・琉装。
色や柄の鮮やかさに目を奪われがちですが、広い袖口で風通しを良くしたり、麻の生地で肌触りを良くしたりなど、沖縄の気候に合った機能的な衣装でもあります。
また、長い髪をきれいにまとめる「からじ結い」という結い方も特徴です。ハイビスカスの髪飾りを着けて華やかさを演出したり、外出の際は花笠と呼ばれる女性用の笠を被ったりします。
キャスト
出演:織田唯愛
出演者のコメント
ぱっと見た感じは「重ね着をしているので暑いのかな」と思いましたが、袖口も広くて、とても涼しかったです。
おすすめポイントは襟元です! 何色も重ねられているのがとても綺麗でした。あと、帯が前に少しだけ出ているところがとても可愛かったです!
放送日
1/2(土)23:45~、1/11(月)23:50~
#1【十二単編】
解説
平安時代に誕生し、総重量20kgに及ぶこともあるという宮中にいる女性の正装です。
唐衣、表着、単衣、裳などいくつかのパーツで構成されています。
「十二単」といっても12枚の布で構成されているわけではなく、「十二分」のように「とにかくたくさん」という意味で十二単と呼ばれていた、という説があります。
キャスト
出演:渡邊杏奈
#2【サリー編】
解説
5000年以上の歴史を持つといわれる世界最古の民族衣装・サリー。
一般的には5メートル程度、中には8メートルを超す長さの1枚の布で作られています。ただ布を巻くだけでは簡単に落ちてしまいそうですが、そんなことはなく、見た目以上に動きやすく機能的に作られています。
キャスト
出演:谷かえ
#3【ネイティブアメリカン編】
解説
アメリカ合衆国北部に先住するスー族が着用していました。この服を着る資格は勇者中の勇者に限られており、高い地位を示します。
ヘッドドレスはウォー・ボンネットと呼ばれ、「力強い鳥」と考えられていたワシの羽で作られています。
幾何学模様が特徴のビーズワークは、もともとはヤマアラシの針毛を染めて制作されていました。
キャスト
出演:堀尾実咲
#4【ブルガリア・スクマン編】
解説
古来から「文化の交差点」として栄えたブルガリア。
特徴的なエプロンは、料理に使用するのではなく、もともと儀式の際にのみ身に着けられていました。また、「スクマン」と呼ばれるチュニック型のジャンパースカートは、ブルガリアで広範囲に愛用されています。
装飾の面だけではなく色彩の面でもきわめて豊かに構成された刺繍にも注目です。
キャスト
出演:天野ちよ
#5【チャイナドレス&アオザイ編】
解説
中国最後の王朝「清」の宮廷衣装をルーツに持つと言われるチャイナドレス。
生足をちらっと見せるスリットは、もともと騎馬民族だった満州族の女性が馬に乗りやすくするための工夫です。
そして、そんなチャイナドレスが18世紀にベトナムへ移入されて生まれたと言われるのがアオザイです。
「女性を最も美しく見せる服」と呼ばれ、下着を透かせてセクシーさを強調することもあります。
キャスト
出演:遠野千夏
#6【モン族編】
解説
中国の雲南省を中心に国境を越えて広く分布する山岳民族・モン族。
インパクトのある色鮮やかな刺繍は、元々文字を持たないモン族にとって、歴史や民話を後世に伝えるための手段でもありました。
また、特徴的なのはそのスカート。プリーツをすべて伸ばすと5メートルほどの長さになります。山岳地帯での動きを妨げず、スカートのすそで顔の汗を拭うこともでき、非常に機能的な構造をしています。
キャスト
出演:前岡由惟